そうえん整形外科

当院について

ご挨拶

  • そうえん整形外科
  • 宗圓 聰

    この度、そうえん整形外科 骨粗しょう症・リウマチクリニックを開院させて頂きます。

    私は、1978年に医師になって以来2年間(神戸逓信病院で1年、海外留学で1年)を除いて大学病院に勤めてまいりました。
    その間、主に関節リウマチと骨粗しょう症を専門に診療してきました。
    二つの病気ともに、私が医師になった頃は良い薬も無く、何とか少しでも進行しないように工夫することしかできない状況でした。
    今は、二つの病気ともに優れた薬が多く使用できるようになって、進行を止めたり良くしたりすることも可能となってきております。
    しかし、慢性の病気に立ち向かうためには、患者さんを中心として医師のみでなく医療スタッフが連携して治療に取り組む必要があります。

    当院では、そのような医療を提供したいと思っておりますので、何卒、宜しくお願い申し上げます。

    院長紹介

    略歴

    • 昭和53年 京都大学医学部卒業
    • 昭和53年から昭和63年 近畿大学医学部整形外科学教室
    • 昭和63年から平成元年 Harvard Medical School
    • 平成元年から平成11年 近畿大学医学部整形外科学教室
    • 平成11年から平成16年 近畿大学医学部奈良病院整形外科・リウマチ科助教授
    • 平成16年から令和元年 近畿大学医学部奈良病院整形外科・リウマチ科教授
    • 令和元年7月から現在 そうえん整形外科 骨粗しょう症・リウマチクリニック院長

    学会

    日本リウマチ学会の理事、日本骨代謝学会理事、日本骨粗鬆症学会 理事長を歴任

    メディア出演

    • ・2019年1月4日:読売新聞にて記事掲載(腰椎骨折について)
    • ・2018年5月7日~10日:NHK「きょうの健康」に出演)
      1. 7日:骨がぼろぼろ!骨粗しょう症、8日:寝たきりを防げ!圧迫骨折)
        9日:股関節が危ない!骨壊死、10日:骨に炎症が!骨髄炎)
    • ・2015年、2016:毎日放送「医のココロ」に出演(骨粗しょう症について))

    診療内容

    ケガ、腰、膝、肩、手足など関節の痛み(整形外科) / 骨粗しょう症 / リウマチ / 骨密度測定(骨ドック) / セカンドオピニオン

    膝、肩、腰の痛みの診断、治療

    これらの部位の痛みは、多くの種類の原因によって引き起こされます。
    痛みの性質や経過、診察所見などに基づいてその原因を絞り込む必要があります。ここでは、主なものについて述べますが、なによりも早めの受診、診断が重要です。

    膝の痛み

    最も多いのは変形性ひざ関節症です。
    加齢などにより関節の軟骨の劣化により痛みを生じます。
    最初は動作開始時の痛みを覚える程度ですが、進行すると階段の上り下りの際の痛み、さらには、平地歩行時の痛みをきたすようになります。X線では徐々に軟骨の厚みを示す関節の隙間が狭くなります。
    治療としては、筋力強化の運動、ヒアルロン酸の関節内注射、痛みを軽減させる内服薬や外用薬の使用などがありますが、進行すると人工関節手術が必要となることがあります。
    その他、骨壊死、半月板や靭帯の損傷などもあり、これらの場合には関節鏡を用いた手術が必要となることもあります。

    肩の痛み

    最も多いのは肩関節周囲炎です。
    特に原因もなく腕の挙上や服の脱ぎ着の際などの動作時の肩関節の痛みをきたし、次第に夜間の痛みをきたすようになる場合もあります。 X線では異常はなく、内服薬、外用薬、関節注射などにより痛みを軽減させた上で関節の運動を行うことで治療可能です。
    また、痛みの程度が強い場合にはカルシウムの沈着を伴っている場合があり、その場合には関節注射が必要です。
    同じような肩の痛みでも転んだ後などで痛みが生じた場合には腱板損傷という病態もあり、その場合には手術が必要となることもあります。

    腰の痛み

    腰の痛みは頻度が高く、種々の原因で生じます。
    腰のみの痛みの場合には内服や外用薬の使用とともに運動を併用することで対処できることも少なくありません。
    しかし、足に痛みやしびれを伴う場合には神経の圧迫により引き起こされている場合があり、X線のみでなくMRIなどの検査が必要となることや手術が必要となることもあります。
    最近は新たな痛みやしびれに用いることができる薬も登場し、選択肢が増えています。
    また、脊柱管狭窄症に対しては血流を改善する薬も用いられます。

    骨粗しょう症

    当院院長は現在わが国で用いられている原発性骨粗しょう症の診断基準、ステロイド性骨粗しょう症の管理と治療ガイドライン、骨粗しょう症の予防と治療ガイドラインなどの作成に携わってまいりました(日本骨代謝学会のホームページのガイドラインの項をご参照下さい)。
    そして、現在は日本骨代謝学会の理事をつとめるとともに日本骨粗しょう症学会(こちらをご参照下さい)の理事長もつとめております。

    骨粗しょう症の診断には背骨のX線撮影と骨密度の測定ならびに血液、尿検査も必要です。
    治療として薬を用いる場合、長期的な薬の効果判定には腰と股関節部の骨密度測定が有用です。
    当院では、これらの部位で骨密度が測定でき、新薬の開発試験にも用いることができる最新式の骨密度測定装置を設置しております。
    また、治療には薬のみでなく、運動や食事といった生活習慣の改善や向上が必須です。

    骨粗しょう症に関する詳しい内容については、骨粗しょう症財団のホームページをご参照下さい。

    関節リウマチ

    私は日本リウマチ学会の理事、日本臨床リウマチ学会の理事長などを歴任してまいりました。現在は日本リウマチ学会の評議員と日本臨床リウマチ学会の監事をつとめております。
    関節リウマチに対する治療薬の進歩は著しく、これからも新薬の登場が続く予定です。効果のみならず副作用の点も十分考慮した治療選択と経過観察を行ってまいります。
    また当院では、これまでの経験を生かしたセカンドオピニオン外来も行っております。お気軽にお問い合わせください。
    関節リウマチに関する詳しい内容については、日本リウマチ財団のホームページ、病気や診療に関する各種ガイドラインについては日本リウマチ学会のホームページをご参照下さい。

    院内紹介

    そうえん整形外科の院内をフォトギャラリーでご紹介いたします。

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