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骨粗しょう症検査・治療
「骨のコツ」と健康寿命
いま話題の「いつの間にか骨折」とは、その名の通り、いつの間にか(痛みもなく)背骨がつぶれている(骨折している)ことを言います。その原因は「骨粗しょう症」かもしれません。特に、背中が曲がる、背が縮んだ、背中や腰が痛むなど気になる症状がある方は、まずは、骨密度検査を受けましょう。
骨は18歳ごろをピークに少しずつ減っていき、骨は女性は50歳、男性でも60歳をすぎるとその減少割合も大きくなり、50歳以上の5人に1人は骨粗しょう症と言われています。骨粗しょう症になると転倒などで骨折しやすくなるため、寝たきりの原因にもなります。
まずは、骨密度が低下する前の40歳代に一度測定することで、その後年齢を重ねた後の状態と比較しやすく、骨健康のバロメーターにもなります。ご自分の骨の状態を知ることが、健康寿命を延ばす第一歩です。
全身「骨密度検査」
そうえん整形外科の骨密度検査では、「全身」を測定し、診断します。
骨粗しょう症による骨折は、腰、太もも(大腿骨)部位が最も予後が悪いといわれています。
そのため当院では、かかとや手首(前腕)ではなく、全身の骨密度(腰・大腿骨)を測定します。
また全身用骨密度測定器(DXA)を用いることで、効果的な骨粗しょう症の治療提案や経過観察をすることが可能です。
測定機器
当院では、世界中の骨粗鬆症ガイドラインで基準測定器として定められているX線骨密度測定装置(全身用DXA)を導入しており、精密に骨密度を測定することで、的確な診断につなげていきます。
「骨ドック」のススメ
このような方にお勧めです
40歳以上の女性、50歳以上の男性
足や腰、背中に痛みや不安がある方
身長が低くなったり、背中が丸くなった方
ちょっとした所でも”つまずく”方
家系に骨粗しょう症の方がおられる方
アルコールをよく飲む方、喫煙する方、運動不足な方、血圧の高い方
流れ
予約
受付に直接、またはお電話、メールにてご予約ください。
検査当日
受付にて検査来院の旨お伝えいただき、問診票をご記入ください。
結果
検査当日にお伝えいたします。
ご持参いただく物
お薬手帳
お薬を飲まれていらっしゃる方
検査結果
以前骨密度検査を受けたことがある方(なくてもかまいません)
検査項目
骨塩定量検査(DXA)
X線検査
骨折リスク評価(FRAX)
結果・相談
料金
4950円(税込)※検査は自由診療です。
治療
骨粗しょう症は慢性疾患です。
大切なのは、日常生活の中で骨量を増やす努力をすることです。
何年もかかって減ってきた骨ですから、いっぺんに増やすことは困難です。文字通りとコツコツとした努力の積み重ねとなります。
一般的な健康管理にも言えることですが、日常生活において「食事(カルシウムの摂取)」「運動」「日光浴」を心がけることが重要です。
初期の骨量減少でしたら、この3つのことを心がけることで骨量が増えてきます。
疾患が進んでいると薬物療法が必要になります。
その場合でも、「食事(カルシウムの摂取)」「運動」「日光浴」を前提にしてお薬の効果をより高めていきます。
どんなお薬を選んで、いつから薬物療法を始めるかは、患者さんの年齢や症状の進み具合により院長が判断します。
腰背痛があるときは、飲み薬や注射によって痛みを軽くしたりします。
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